SFC修行ガイド 2026年版

ANAスーパーフライヤーズカード解脱のための基礎知識とツールの使い方

SFC(スーパーフライヤーズカード)とは?

ANAの「プラチナ」以上のステータスを獲得した人だけが申し込める、特別なクレジットカードです。一度発行すれば、年会費を払い続ける限り「ANAの上級会員特典(ラウンジ利用、優先搭乗、手荷物優先受け取りなど)」を受けることができます。このカードを取得するために飛行機に乗りまくる行為を「SFC修行」と呼びます。

ルートA:通常(フライト重視)

50,000 PP

1月1日から12月31日までの1年間で、飛行機に乗ってひたすらプレミアムポイント(PP)を貯める伝統的なルートです。うち、ANAグループ運航便で25,000PP以上を獲得する必要があります。出張が多い方や、沖縄・石垣などの長距離を何度も往復(タッチ修行)できる方におすすめです。

2026年注目

ルートB:ライフソリューション

30,000 PP

  • ANA便での獲得PP 15,000PP以上
  • 年間決済額 400万円以上
  • 対象サービス利用 7サービス以上
  • ※2026年度より「ANA Mall」「ANAトラベラーズ」の2つが利用必須となります。

飛行機に乗る回数を減らし、日常の買い物(カード決済)などでプラチナに到達するルートです。

一生涯続くSFCの絶大なメリット

「なぜ数十万円もの費用をかけてまでSFC修行をするのか?」その理由は、一度SFC(スーパーフライヤーズカード)を発行してしまえば、クレジットカードの年会費を払い続ける限り、半永久的にANAの上級会員として扱われるからです。主なメリットは以下の通りです。

  • ANAラウンジの無料利用: 出発前の待ち時間を、専用のANAラウンジで過ごすことができます。ビールなどのアルコール類やソフトドリンクが無料で提供され、国際線ラウンジではビュッフェ形式の食事やヌードルバーも楽しめます。同伴者1名も無料で入室可能です。
  • 優先チェックインカウンターの利用: エコノミークラスの利用であっても、ビジネスクラスや上級会員専用の「ANA PREMIUM CHECK-IN」を利用できます。年末年始やGWなどの大混雑時でも、長蛇の列に並ぶことなくスムーズに手続きが完了します。
  • 手荷物受け取りの優先(プライオリティタグ): 預けた手荷物に「PRIORITY」と書かれた専用タグが付けられ、到着空港のターンテーブルで真っ先に手荷物が出てきます。到着後の時間を大幅に節約できます。
  • スターアライアンス・ゴールドメンバー資格: ANAだけでなく、ユナイテッド航空、ルフトハンザドイツ航空、シンガポール航空など、世界最大のアライアンスである「スターアライアンス」加盟航空会社に乗る際も、VIP待遇(ラウンジ利用や優先搭乗)を受けることができます。海外旅行好きには最大のメリットと言えます。

マイルとプレミアムポイント(PP)の違い

SFC修行を始めるにあたって、絶対に理解しておかなければならないのが「マイル」と「プレミアムポイント(PP)」の違いです。

マイル(マイレージ)とは?

クレジットカードの買い物や、飛行機に乗ることで貯まる「ポイント」のようなものです。貯まったマイルは、無料の特典航空券に交換したり、電子マネー(ANA SKY コイン)に交換したりと、お金の代わりとして使うことができます。

プレミアムポイント(PP)とは?

ステータス(上級会員資格)を決めるためだけに存在する「経験値」のようなものです。お金を払って飛行機に乗った時にしか貯まりません(特典航空券での搭乗は付与率0%です)。毎年1月1日〜12月31日までの1年間でリセットされ、翌年への繰り越しはできません。

PP単価とは?(修行の最重要キーワード)

修行僧が常に計算しているのが「PP単価」です。これは「1プレミアムポイントを獲得するのに、いくらの航空券代がかかったか」を表す数値です。

計算式: 航空券代 ÷ 獲得プレミアムポイント = PP単価

一般的に、PP単価が10円以下なら優秀、7〜8円台なら非常に優秀なルートとされています。例えば、プラチナステータス到達に必要な50,000PPを貯める場合、PP単価10円のルートばかりに乗れば総費用は50万円になりますが、PP単価8円のルートを駆使すれば総費用は40万円に抑えることができます。いかに安い航空券で遠くへ行き、効率よくPPを稼ぐかがSFC修行の醍醐味です。

SFC修行の王道・おすすめルート

プレミアムポイントは「飛行距離が長いほど」「国内線(路線倍率2倍)であるほど」貯まりやすいという特徴があります。そのため、日本を縦断するような長距離路線が修行僧のメッカとなっています。

  • ① 羽田(HND) 〜 那覇(OKA) 単純往復

    SFC修行の基本中の基本ルートです。便数が非常に多く、1日に2往復(1日4便搭乗)することも可能です。スーパーバリュー運賃で安くチケットを確保できれば、PP単価を大きく下げることができます。

  • ② バリュートランジットを利用した石垣(ISG)・宮古(MMY)ルート

    伊丹や羽田から、あえて直行便を使わずに「那覇経由」で石垣島や宮古島へ行くルートです。ANAの「バリュートランジット(乗継特割)」という運賃種別を使うと、1区間ごとに搭乗ボーナスとして200PPが加算されます。つまり「羽田→那覇→石垣」と乗ることで、ボーナス200PP×2=400PPを片道で得ることができ、非常に効率よくPPを稼げます。

  • ③ OKA-SINタッチ(国際線修行)

    海外旅行を兼ねて一気にPPを稼ぐ伝統的な手法です。単純に日本からシンガポールへ行くのではなく、「東京(羽田)→沖縄(那覇)→東京(羽田)→シンガポール→東京(羽田)→沖縄(那覇)→東京(羽田)」という、国際線の前後に国内線(沖縄往復)をくっつける発券方法を利用します。国際線航空券に含まれる国内線区間は「積算率100%」になる特例があるため、莫大なPPを一度に獲得できます。

このツールの使い方

1

目標を決める

ダッシュボードで目標のPP数を選択します。

2

フライトを計算・登録

左メニューの「フライト予定」から、新旧運賃や日付、往復を設定して保存します。 (復路が異なる場合は片道ごとにフライト登録してください。)

3

データをバックアップ

ブラウザのストレージを使用しているので毎年のフライト記録も保存できます! スマホの機種変更時などは「データの保存」からファイルを書き出してください。